「個性」に寄り添ってもらうために。
伊藤氏のツイートからもう1つ。
発達障害バブル?
重要なのは個性に寄り添える社会ですね。 https://t.co/FFOu24mZwr
— 伊藤隼也 (@itoshunya) 2016, 1月 9
リンク先は中井昭夫氏の文で、ベネッセの研究所(?)のサイトに掲載された記事のようです。
現在は診断基準を満たしてしまうような「生き辛さ」「生活困難」を、子育て、保育・教育、医療・療育、 福祉などによるリエゾン支援で、いわゆる「発達障害」 とよばれる特性のある方を理解し支援することで、日常生活などにおける困難や支障がなくなり、その優れた特性を活かして社会参加が可能になれば、かって「発達障害」と診断された方も、もはや「障害」ではなく 「支援の必要な強い脳の個性」となるのである。
僕が大事だなと思ったのはこの部分。
この支援をどうやって受けるか…だと思うのです。障害の診断を受ければ、そのことを理由に支援を受けやすくなるでしょう。でも、障害の診断無しに「支援してくださいよ」と言っても、どこでどうやって支援を受けられるのでしょうか。
その仕組みができることが理想ですが、現実そうなっていないと感じます。
本田氏の本は「自閉症スペクトラム」と「自閉症スペクトラム障害」を使い分けていて面白いです。
本田氏の区分で言うと、「自閉症スペクトラム」の僕は、仕事をするようになったことで「自閉症スペクトラム障害」を引き起こし、その後の異動と異動先の対応によって「障害」が外れたことになるのかなと思います。