キハラは今日も

自閉症スペクトラムのアラフォー男が今日も何か言っています。

部活動は先生方の心身の余裕を食いつぶしてはいないのか。

学校の先生方が、部活動の顧問をやらない選択肢を求めて署名活動をしているそうです。

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僕は中学高校と文化系だったので、土日に活動なんてありませんでしたし、平日の活動も週に1~2回程度でした。大会の前は毎日集まって活動していましたが、「君たちの活動だから」といって、顧問がつかないことがほとんどでした。

そのため、顧問なんてそんな程度だよねと思っていたのですが、社会人になって教員をやっている知り合いから色々話を聞くと、そうでもないようです。

部活動の顧問をやったがために、離婚をしたり、鬱になったり、仕事を辞めたり、まぁ色々あるようなのです。まさにブラックというやつですね。

やらなきゃ良いじゃないのと外野は簡単に思いますが、そうも行かない何かがあるようで、強制的に全員が何かしらの部活の顧問をするものなのだそうです。

苦手なことを押しつけられて精神を病む…というのは、自分も経験があるのでよく分かります。土日に好きなことをやったり、思う存分寝たりして、心身を回復しないと仕事が出来ない人もいると思います。そういう人は、潰されてしまうのでしょうね。

そんな余裕の無い状態の先生だらけの学校で、子どもたちに余裕を持った対応が出来るのかどうか。ということを考えると、ちょっと恐ろしいです。僕が中学生だった時代とは色々違う恐ろしさが、今の学校にはあるのかも知れません。

先生方も生身の人間です。余裕を持って子どもたちの対応をするためには、心身の余裕がなくてはならないでしょう。それを部活動が食いつぶしているのだとしたら、部活動なんてとっとと廃止した方が良いと思います。