キハラは今日も

自閉症スペクトラムのアラフォー男が今日も何か言っています。

発達障害ですが、結婚しています。

色々と有名なイケダハヤトさんのブログに、こんな記事がありました。

www.ikedahayato.com

空気が読めないから恋愛ができないのか。というと、そんなことはありません。空気が読めなくても、人を好きになります。人を好きになれば恋愛ができるはずです

たしかに、空気が読めないが故のすれ違いは沢山あるでしょうが、そこをどうやって埋めていくかという工夫を2人でしていけば良いのだと思います

周りの人と同じようなやり方ではうまくいかない…というのは、仕事も恋愛も同じでしょう。目と目で会話して良いムードになって…みたいな事は、僕はありませんでした。

「そもそも言わなきゃ分からない。雰囲気では無理。」

「遠回しなことをいわれても分からない。はっきり言って。」

「断片では分からない。具体的に説明して。」

そんな要求をしていったので、あうんの呼吸で自然に動けるパートナーというわけにはいきませんでした(今でもそうです)。それでも結婚にこぎつけ、今では子供もいます。

発達障害と分かったのは結婚後しばらく経ってから、子供も生まれてからの事です。なので、あらかじめ発達障害と分かっていたら結婚できたのかといわれると、それは分かりませんけれどね。

 

この手の話をすると思い出すのが、アスペルガーを疑って初めて行った病院のこと。

「あんた結婚しているんでしょう? だったらアスペルガーとかではないでしょ。アスペルガーとかは結婚できないんだから。だから問題ないですよ。」

既にこのとき笹森理絵さんのケースなどを知っていたので、この医者の説明にイライラさせられて帰りました。こんな話をするだけでも医者は金を取れるんだなとあきれたことも思います。

今ググってみると、その病院はまだあります。発達障害以外では優秀なんでしょうかね。