小中学校の特別支援学級は、2534学級増加。
学校基本調査の確定値というのがでたそうです。
学校の数や学級数、子どもたちの人数などをまとめたデータのようですね。
記事では、子どもの数が減っているけれど不登校児が増えている。という話が出ていますが、僕が気になるのは特別支援学級。
特別支援学級のデータは、文科省のサイトにはきちんとでていました。
学校基本調査-平成27年度(確定値)結果の概要-:文部科学省
この中の、「調査結果の概要(初等中等教育機関,専修学校・各種学校)」というPDFがそれです。
小学校については、
③「特別支援学級」数は 37,324 学級で,前年度より 1,754 学級増加している。
中学校については、
③「特別支援学級」数は 17,262 学級で,780 学級増加している。
とのことです。
小中学校ともに、特別支援学級が4.5%程度増えています。それだけ、特別な支援を必要としている子どもたちが多くなっているのでしょう。
このデータから見えないのですが、特別な支援を必要としているだろうに、特別支援学級に居るわけではないので支援を受けられていない軽度の子たちが、たくさんいるはずです。
そこに対して手はさしのべられるのかどうか。先生の数を減らすことが決まったらしいので、厳しいですね…。