40人クラスには5人のADHD児が居るという計算。
いくら何でも多すぎでしょうと思うのですが。
原因は分からないそうですが、
推測としては、ADHDに対する認知度の向上や過剰診断も原因として考えられる
とのこと。ADHDが知られて、多くの医師がそれを診断できるようになったということはあるでしょう。
自分自身、精神科の病院に「大人のアスペルガーで相談があるんですが」と事前に電話をかけて受診したにもかかわらず、
「ここでは診れません。東京行かないと無理。だいたい、結婚しているならアスペルガーなんてあり得ない。」
というアホみたいな話を頂戴して帰ってきたことがある。(それでも診察料は取られた)
知識を持った医師が増えれば、それだけ患者を発見できるはずだ。
本当に8人に1人がADHDの特性を持っているのであれば、当然ながら「左利き」という特性を持った子の数よりも多い。小学校だったら眼鏡をかけている子の数よりも多そうだ。ここまで多ければ、障害とかではなく「そういう特性の子たちがある程度の割合居る」と考えて、あらかじめそれに対応できないとならない。
この調査結果は、そういうことを意味しているのかも知れない。