腸内細菌は自閉症当事者を救うか。
自閉症とバイオ企業の関係? なんだそりゃ。と思って記事を読んでみました。
モンサント社が、ラウンドアップという除草剤を売っています。とても人気の高い除草剤で、ホームセンターでも売られています。その除草剤の成分が、人の腸内細菌に悪影響を与えるのではないかというのです。
腸内細菌がうまく働かないと、人間が必要とするアミノ酸がうまく作れなくなるので、人体に影響を与えるのではないか…。まだまだここはよく分かっていないところではありますが、腸内細菌と自閉症は関係がありそうだという話が出ています。
素人考えでは、じゃあ細菌を腸に入れたら良いんじゃないの? とか、アミノ酸を駐車したら良いんじゃないの? とか思うのですが、どうなんでしょうね。
腸内細菌のせいで自閉症になるのであれば、腸内菌をコントロールできれば自閉症は解決するということになりそうです。
ウンチを腸に入れて改善するものなら、いつでも来い! という気持ちです。
20の頃にやっておけばよかったなぁと思うこと。
今週のお題「20歳」ということで、20才の頃にやっておけば良かったなぁと思うこと。
自分を知ること。
当時はまだ学生で、発達障害の特性で困ることもあまりありませんでした。軽い相貌失認はあって、友達やバイト先のお客さんがわからなかったりということはありましたが。まぁ、その程度でどうにかなっていました。
だから、その時に自分の障害について知ることは難しかったと思います。でも、その時にわかっていたら、もっと自分に向いた進路を考えたり、もっと自分に向いた仕事のやり方がとかができたのかなぁと思います。
今は、一般に発達障害者には向いていないとされている仕事をしていますが、やり方の工夫でどうにかなっているかなと思います。それでも厳しいですが。
好きなことを突き詰めること。
社会人になると、自分のために使える時間がものすごく減るので、自分のためにもっと時間を使っておけば良かったなと思います。
自分の趣味や興味をドンドン掘り下げて、その分野なら任しておいて~となれれば良かったなぁと。
当時はパソコンが好きで、プログラミングも少しかじりましたが、真剣になれずに入門期で挫折していました。誰かに真面目に教えてもらうということもなく、入門書を見ながら少しさわっておしまい。その程度でした。今思えばもったいない。
生き物も好きでしたが、大学時代は何も飼育しない4年間でした。小中学生の時には生き物を飼い、社会人になってからも生き物を飼いました。今も飼っています。高校・大学時代は、空白になっているのです。時間があったあの時期こそ、飼育や観察をじっくりできたのになぁと、今になって思います。
書くことが苦手な小学生のシャープペン使用について
人に聞かれたので調べてみたまとめ。
字を書くのが苦手で、色々試行錯誤した結果シャープペンが本人にとって使いやすいと分かった。そこで、学校で使いたいと思ったけれど、小学校はシャープペンを使わせない方針で、従来通り鉛筆を使っているということです。
個人的には、本人が使いやすい物を使えば良いじゃないのと思うのですが、そういうことにも行かないらしい。面倒くさいですねぇ。
埼玉県教育委員会のサイトから。
「理解と支援のための知恵袋」からの抜粋です。あわせてご活用ください。
「行動面」、「学習面」、「人とのかかわり」の3つのジャンルに大別し、その子が「困っていること」ごとに、関連するページを示してあります。「困っていること」の背景や、支援の手だてを探る際の「入り口」として、ご活用ください。
沢山のPDFがあるページなのですが、行動編の3番が「書くことが苦手である」というPDFになっています。その9ページ目に
筆記具は、見やすく使いやすいものを使います。鉛筆は、4Bや6Bの濃いものを使い、線が細くなりすぎないよう、芯を尖らせ過ぎないようにします。濃い鉛筆は芯がやわらかく減りやすいのが難点です。線の太さが均一になる、芯が太いシャープペンシルなどが使いやすい場合もあります。鉛筆よりもサインペンの方がはっきり見えるので、サインペンを使うのもよいです。
(強調は筆者)
とあります。芯が減ることもあるし、芯が折れることもあるので、均一な太さの線で書くためにはシャープペンに圧倒的なアドバンテージがありますね。
鉛筆推奨派は、シャープペンは芯が折れやすいことを指摘します。でも、鉛筆は芯が折れると太さが変わり、シャープペンは芯が折れても太さが変わらない。今は芯が折れないことを売りにしているシャープペンもあります。
しーたさんの著書から。
アスペルガー症候群当事者の漫画家、しーたさんの著書のなかに、シャープペンについて書いてありました。
リンク先で内容がプレビューできます。39ページ最後から40ページにかけてがその部分です。
鉛筆の先がすぐ丸くなってうまく字が書けずにいる子供にシャープペンを渡すと、猛烈な勢いでかけるようになったというエピソードです。発達障害についての本ですが、このエピソードの子供は発達障害ではないようです。
ブログ記事から。(tenchanさん 看護師?)
はっきりと職業などは分かりませんでしたが、小学校低学年についての子育て情報を沢山書かれています。
◎持ちやすい太めのグリップのシャープペンシル(筆圧のコントロールが上手くいかず鉛筆だと上手く書けない場合もあります)、良く消える消しゴムなどを 本人とよく吟味してお気に入りの筆記用具をみつけましょう。
筆圧によって鉛筆だと書きにくい場合。というのがよく分かりませんが、芯が折れたりと言うことを指しているのかも知れません。芯が折れるという問題については、最新のシャープペンは芯が折れないので、シャープペンで解決ですね。
まとめ。
他には見つけられませんでしたが、子供の感覚は大人以上に多種多様でしょうから、鉛筆が手に合わない子もいるだろうと思います。実際に、シャープペンにしたら成果が出たという話も紹介されていました。
学校としては、シャープペンを使わせたくない理由が色々あるのでしょう。でも、シャープペンも色々な種類があります。芯が折れにくいシャープペンもあります。線が薄いことを気にするなら、2Bの芯を使えば良いですし、太さも0.9mmや1.3mmなどバリエーションがあります。
目の前の子供がどうやったら快適に勉強ができるかを考えて、柔軟な対応をしてくれたら良いのになぁ…。
周りと違うことに自信を持ちたい。
大変残念なことに、日本は「周りと同じである」ことをあれこれ要求されてしまうように感じる。周りの人と違ったって良いじゃないか! と思うのだけれど、周りから変な目で見られることは多い。
でも、新しいことをやるのは、きっと周りの人と違ったって良いじゃないか!と思っている人。周りの人にはない発想を持っている人。自分の好きなことだけをとことんやって突き詰めるような人。
国もイノベーションとか言っているので、そういう人をドンドンのばす時代になっていくべきだろう。
周りと違うことに自信を持ちたい。と思うのだけれど、なかなか胸を張って違うことをやり続けるのには、自分の度胸も足りないんだよなぁ。
ネットに依存した僕の勉強の仕方について。
マーカーで線を引いたりしても意味ない! アウトプットしろ!
というまとめを読んだので、僕なりのやり方をまとめてみる。
まず、本を読むときは色鉛筆と付箋紙を用意。気になったところに色鉛筆で線を引き、付箋紙をつけておく。電子書籍の場合は、それが上手くできないことが多いので、とりあえずスクリーンショットをとっておく。
読み終わったら、付箋を貼ったところを見直します。必要だなと思ったところはスマホで撮影して、とりあえずEvernoteへ。これで、本をどこにしまったか分からなくなっても大丈夫です。アプリはScannableを使っています。
とりあえず読んでおしまいというときは、ここで終了。必要な時にEvernoteの検索で引っかかれば良いわけです。
勉強のために読んでいるときは、自分なりのまとめを作ります。まとめは、mindmeisterというマインドマップ的なモノが作れるWebアプリを使っています。iPhoneなどのアプリもあるので、作ったまとめをどこからでも見ることができます。
一太郎とかでまとめても良いのでしょうけれど、順序立ててまとめるのが苦手なので、全方位に広がっていくマインドマップの仕組みはとてもありがたいです。
ただ、これで作ったマインドマップ的なモノを人に見せても理解してもらえません。人に見せたり説明したりしなければならないときは、これを元にして一太郎とかで文書を作っていきます。二度手間なような気もしますが、一度頭を整理しておくのは僕にとって必要なことです。
発達障害を持った社会人キハラの職場でのポジションについて
「大人も発達障害」という書き方に違和感。子供だけのモノだと思っていた?
子供の頃は「まぁ子供だし」「大人になればね~」とかいうあたりで、周りが温かい目で見ることもできる。親や学校がサポートして、大失敗をしないようにしてくれる。
でも、大人になって仕事をするようになると、それがなくなるのでとたんに苦しくなってくる。新人のうちは「まぁ新人だし」「経験積めばね~」という事で済まされるかも知れないが、数年経ってくるとそうもいかなくなる。僕も苦しさを感じてきたのは、仕事を始めて数年後からでした。
色々あって、病院に行って、発達障害だね~という事になって。色々諦めました。そして、振る舞い方を変えて行きました。
その結果として、「まぁキハラだし」「子供だよね~」とかいうあたりで、周りが苦笑いする程度のポジションを得ることができたかなと思っています。
アホなことを言う、突拍子もないことを言う、話の流れを崩すことを言う、一気に色々言うと混乱する、話聞こえてない…いろんな事がありながらも、それほどすまなそうにするでもなくヘラヘラしている。
でも、得意分野(パソコンやAV機器関連)の知識はそれなりにあるし、分からないことも頼めばすぐとりかかるし、割と時間がかかる面倒くさいことでもヘラヘラしている。
自分では、「ヘラヘラしている」のがポイントかなと思っています。。
頼まれ仕事を辛そう顔をしてやっていると、次から頼みにくくなりますよね。その辺をまるで考えないで「僕の好きなパソコンを色々触れて楽しい~♪」くらいの脳天気さでやっていると、また次の依頼がやってきます。「あの分野では頼れる人」になれます。
そうなったら、何か軽いミスをしても「まぁキハラだし」「子供だよね~」とかいうあたりで許してもらえます。たぶん。
これは僕のやり方。たまたま今それでうまくいっているという話です。
自閉症を体験するアクティビティ
自閉症者がどう大変なのかを疑似体験するアクティビティがあるそうです。
謎解き×自閉症体験ワークショップ「88ぶんのI」 | ADDS
4人1組になって、3人が自閉症者の子供、1人が先生役。3人は自閉症者の大変さを疑似体験しますが、1人は支援をする側の大変さを疑似体験することになります。これはなかなか良い取り組みだと思います。支援者も大変なはずですから。
聴覚(集音器をつける)、視覚(視野が狭いゴーグル)、触覚(手袋2枚重ね)といった、道具を使った疑似体験。
それに加えて、自閉症者役には設定(どんな特性があるか)が割り当てられ、それを演じるのだそうです。
単純に体験ではなく、謎解きをしてミッションをクリアするというゲーム仕立てとのこと。
当事者ですが、是非参加してみたいなぁと思うアクティビティです。
残念ながら東京のみでの開催ですが、是非全国展開してほしいと思います。